この記事では、日本のトラックメイカーであるSTUTSについてまとめました。
STUTSの読み方や本名、学歴などを詳しく調べて分かりやすくまとめました!
とくに名前の由来は意外でとても感動したので、ぜひ最後までご覧ください!
STUTSの読み方、本名
STUTSの読み方は“スタッツ”で、本名は北 裕弥(きた ゆうや)さんです。
本名から“STUTS”という名は全く連想できません。
星野源さんのライブツアーにSTUTSさんが参加された際、周りの人達からは“スタッちゃん”と呼ばれていると公言していたようです。
とても可愛らしいあだ名ですよね。
今後もどんどん“スタッちゃん”呼びが浸透していきそうです。
名前の由来や意味
STUTSさんの由来は、吃音症(Stuttering)からきていると言われています。
“STUTS”の由来について、ラジオ番組のJ-WAVE TOKYO HOT 100でSTUTSさんが出演された際にこう答えていました。
クリス:なんでSTUTSなんですか?
TOKYO HOT100より引用
STUTS:理由があるんですけど、喋る時に言葉がつっかえるのを英語で言うとStutteringで、それでもこういう感じで音楽できるんだよって伝えたくて。
吃音症をご自身の魅力として包み隠さず、活動しているSTUTSさん。
そんな真っすぐな姿勢がSTUTSさんの人間性、音楽性にも表れているような気がします。
吃音の病気?
吃音症とは、言葉が詰まってしまいコミュニケーションをとりづらく感じる発話障害の一つです。
STUTSさんは朝日新聞デジタルのインタビューでご自身の吃音症について答えていました。
確かに吃音症はコミュニケーションの障害になります。からかわれて嫌な気持ちになったこともあるけど、そこで自分の殻にこもってしまうのはもったいないと思う。吃音症を自覚し始めたのは小学4年生くらいからで、『話し方が変だね』って言われることはちょこちょこありましたが、周りの人に恵まれたおかげでいじめられたりはしませんでした。
最初に『どもっちゃうんだ』って伝えれば、大抵の人はわかってくれました。ただ吃音に負けたくないという気持ちはずっとあって。なぜ自分だけがうまく話せないんだろうという悔しさというか。流暢(りゅうちょう)に話せない分、他の部分で周りを見返したい気持ちは昔から強いのかもしれません」
朝日新聞デジタルより引用
からかわれた経験はあるとおっしゃっていますが、STUTSさんの周りは理解ある素敵な方ばかりだったのですね。
吃音に負けたくない気持ちがバネになって、しっかり音楽で結果を出しているSTUTSさん格好良いです!
学歴
超エリートと言われているSTUTSさんの学歴をご紹介します。
ラ・サール中学校・高等学校
STUTSさんは鹿児島にある名門校「ラ・サール中学校、高等学校」出身です。
ラ・サール中学校は中高一貫教育であり、偏差値69の難関校。
難関大学への進学率はトップクラスで東京大学や医学科などに進学する人が多いと言われています。
STUTSさんは地元が名古屋であることから、中学から寮生活を送っていました。
黒とゴールドの立派な銘板ですね。さすがエリート校。外観はとても綺麗です。
東京大学
STUTSさんは誰もが知る難関大学、東京大学農学部卒業です。
東京大学大学院情報学環・学際情報学府修士課程も修了している超インテリです!
NYへは大学の卒業旅行を兼ねて行ったんですけど、帰国後は大学院に進むことが決まっていたんですね。だから、まずは大学院と音楽制作を両立させつつ、チャンスがあったら音楽で勝負してみたいなって。音楽はライフワークだと考えていたし、ずっとこの先も作り続けられたらいいなと思ってました。
DIRL HOWYHNHNMより引用
入学と同時に上京し、東京のクラブでトラック提供やDJとして活動を開始。大学生活は勉強と音楽の両立でした。
東京大学で勉強と音楽の両立は、学ぶことが好きな秀才にしかできません。勉強も音楽もしっかり極めてすごく格好いいですね。
就職先はどこ?
STUTSさんが就職した企業は一切公表されていませんでした。
しかし、STUTSさんとAwichさんの対談でIT企業に勤めていたことが明らかになっています。
– 就職した会社は音楽とは一切関係ない業態?
STUTS – そうですね。コンピューター系の会社だったんですけど、研究開発とエンジニアのあいだみたいなことをやっていて。
FNMNLより引用
「就職した会社はITメーカーで、研究開発の仕事をしていました。IT関係の仕事はとても好きでしたが、配属先は自分が元々やりたかった仕事が満足にできる場所ではなかったんです。それで転職しようかと悩んでいたのが、1stアルバムを出して自分の音楽をいろんな人に聴いてもらえるようになり始めたタイミングでもあり、転職活動などをしてくうちに、今は音楽を全力でやりたいんだなって自覚したんです。会社を辞めるという決断はとても悩みましたが、最終的にはどちらの道がワクワクするか、未来に希望が持てるかという所で決めました」
朝日新聞デジタルより引用
東京大学卒業なのでやはり大企業に勤めていたのではないでしょうか。
仕事と音楽を両立していくうちに、音楽だけに向き合いたくなったのですね。“どちらの道がワクワクするか”を軸にして音楽を選んだSTUTSさんを私は尊敬します!
まとめ
この記事で調べて分かったことをまとめます!
- STUTSの読み方は「スタッツ」
- 吃音症(Stuttering)があり、STUTSという名前の由来になっている
- 本名は北 裕弥(きた ゆうや)さん
- 学歴は、ラ・サール中学校・高等学校、東京大学
- 就職先企業は不明だが、エンジニアや研究開発の仕事をしていた